外壁塗装工事で手抜きが疑われる場合の対処法
2024/09/16
外壁塗装工事で手抜きが疑われる場合の対処法
自宅の外壁塗装工事で「手抜き工事かも…」と不安を感じたら、問題を放置せず、早めに対処することが重要です。以下のステップで、適切に対応しましょう。
1. 業者に確認する
まずは、なぜその工事手法を選んだのか、業者に質問してみましょう。例えば、コーキングの増し打ちなど、理由があってその方法を選んでいる場合もあります。納得できる説明が得られるかどうかを確認し、本当に正しい方法か判断しましょう。
2. 工事のやり直しを要求する
業者の説明に納得できなかった場合、工事のやり直しを要求しましょう。この場合のポイントは以下の2つです。
・不満な点と要求を明確に伝える
・最終支払いの前に対応を依頼する
・工事のやり直しを依頼する際は、理由や要求がはっきりしていないと、そのまま逃げ切られてしまう可能性があります。具体的には以下のように伝えましょう。
・下塗り・中塗りまでしか終わっていないため、きちんと上塗りをしてほしい
・細かな部分に塗り残しがあるため、やり直してほしい
・この部分の仕上げが雑なので、丁寧にやり直してほしい
不満は、できるだけ証拠を揃えて伝えるのがおすすめです。実際に塗れていない部分や仕上げが雑な部分がある場合、担当者と一緒にチェックしながら話すと良いでしょう。また、業者との交渉は、できる限り最終支払いの前に行います。最終支払い後は、補修ややり直しを避けようとする業者もいるため、「やり直し→施主確認→最終支払い」という段取りが理想です。
3. 消費者センターや専門機関に相談する
業者によっては、直接交渉するのが難しいケースもあります。
・証拠を提示して問題を指摘しているのに、聞く耳を持たない
・補修を依頼したのに、連絡がとれなくなってしまった
・問題点を指摘したところ、逆切れされた
・問題点を直接指摘しづらい雰囲気だった
このような場合には、消費者センターや住宅リフォーム紛争処理支援センターに相談するのがおすすめです。今後どのように行動するべきか、アドバイスをもらえるでしょう。
このように、手抜き工事が疑われる場合は、早めに対処し、適切な対応を取ることが重要です。
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